screen のマルチユーザモードでコードレビュー
この前ウノウでコードレビューをやったときに、screen のマルチユーザモードを使ったのでそのメモ。
お互いの技術力を高めようということでコードレビューをやることになったのですが、残念ながらウノウには(まだ)プロジェクターがありません。 そこで screen のマルチユーザモードを使用することにしました。 マルチユーザモードを使うと、自分が開いている screen にアタッチしてもらって、自分の端末の入出力を相手に見せることができます。
まずは screen に suid を立てる
chmod u+s /usr/bin/screen
screen を起動する
screen
端末からコマンドを入力して他のユーザからアクセスできるようにする (一連のコマンドの ":" の前には screen 用のキーストロークを入力すること)
:multiuser on
ユーザ hoge に読み込みのアクセス権限を与える
:aclchg hoge +r-wx "#?"
ユーザ hoge に自分(piyo)の screen にアタッチしてもらう
screen -r piyo/* 複数の screen を起動していた場合は piyo/12345 のように pid の指定が必要。
後は vi なり less なりで実際にソースコードを見ながらコードレビューをします。 初めてやってみたんだけど、思った以上にうまくいきました。
コードレビューをするときは、やっぱり実際にコードを見ないとダメだし、 2, 3人なら大丈夫でも 4, 5人同じディスプレイを見るのは少し無理があります。 これだと全員別々のディスプレイで見ることができるし、 操作しているのは僕だけなので必ず同じ部分のソースを見ることになるので説明しやすかったです。
ちなみに vnc はインストールしてもらうのが面倒だったのでやってません。